2023年6月4日
あかんチキン
キャンプに行くたびに「ビア缶チキン」を作っている。
鶏のお尻にビール缶を突っ込むという学生の悪ノリで始まったとしか思えない料理。
ギャグだったのかもしれないし、罰ゲームだったのかもしれない。
それがどういう訳かやたらと美味しい鶏肉ができる。
外側はパリパリで中はふっくらジューシーな触感。
悪ノリした学生側も、さぞびっくりしただろう。
本当のビア缶チキンの歴史は検索してみても見当たらないので、知っている人がいたら教えてほしい。
下ごしらえとして、大量の調味料を肉にすり込む必要がある。
最近は友人からもらった「マキシマム」を使う。バランスのいい味になる。
お尻に差すビールは350ミリ缶に半分程度の量がベストのようだ。
そのために調理前に半分飲む。
これが映画『ショーシャンクの空に』で囚人が屋上で飲むビールくらい美味しい。
振り返ってみると、ハイネケンだとかバドワイザーといった外国のビールで作った方が上手く焼けることが多い。単なる気のせいだが、思い込みも大事だ。
今では、ビールと鶏肉を支える専用のスタンドなんて物もある。
あまりにもニッチな世界。ターゲットを絞り込みすぎている。
それを作っているのが地元新潟県の企業だったりするのも面白い。
口癖
話し出す際に「それこそ」とよく口にする友人がいる。
自分の職場には「何しろ」を連呼する人がいるので、同じタイプの口癖だなと気づく。
次は「とりわけ」や「ともかく」を偏愛する人を見つけたい。