2023年10月29日
摩擦0
自分の指先が時々信じられない。
普通に物を掴んだつもりでも、断りなくつるりと滑り落ちる。
スマートフォンは頻繁に地面にたたきつけられている。
なかなか気の毒だ。
本当に何でも落とす。
僕とボードゲームを遊んだ人ならば、駒を落としてテーブルの下でゴソゴソしている光景をよく見ているかもしれない。
申し訳ない気持ちでいっぱいだが、雑に扱っているわけでもない。
他人と比べて摩擦力が相当少ないのでないか。本気で疑っている。
ただ、それを知る検査は今のところ知らない。
一方で、鍛えられていることもある。それは反射神経。
あまりにもスマートフォンを落とすものだがら、それを地面に落下するまでにキャッチする力が身に付いてきた。人間は環境に順応するようだ。
でも本当は物を落とす力より、話を落とす力の方がほしい。
オンスケオポチュニティ
社内でも中堅になり、後輩の面倒を見る立場になった。
特に新人さんは初めての経験が多いので色々と苦しんでいる。
サポートしつつも「同期で愚痴を言い合いなよ」と声をかける。
すると「忙しいアピールみたいになるのが嫌なんです」
と返ってきた。人間それぞれ美学があるものだと感心した。
社内の人事には関心がないことを主張する人もいるが、それも美学。
自分の誕生日には関心がないことをアピールする人も、これもまた美学。
ちなみに僕はなるべくカタカナ語を使わないことを美学としている。
そのため、コミットもアグリーもフィックスもできない。